噛むだけでダイエット効果があるのか?口臭予防にもなる食べ方

噛むだけでダイエット効果で痩せる方法は、30回以上咀嚼(そしゃく)する食べ方です。

ドカ食いを防ぐだけでなく唾液の分泌が促進されるので味がよく分かるのでおいしくいただけるようになり、口臭の発生を防ぎ栄養を吸収しやくすします。

また食後に胃もたれがある人には胃酸を和らげる働きもあるので健康面でも優れています。

 

しかし、口に含む量が多いと顎が疲れて噛み続けられないことや顎の動かし方によってはエラの張りや頭の筋肉が発達してデカ顔の原因もなります。

そこで、自然とよく噛めるようになりクチャクチャ音をたてなくなる食べ方を紹介します。

 

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なぜ30回噛むだけでダイエットができるのか?

30回噛むと健康によいのは理解できますがダイエット効果があるのか不思議です。

僕もよく噛めばいつもより食事量が減ることを経験していますがどのようなメカニズムなのかNHKの「ためしてガッテン」(2011年6月放送)で紹介されています。

30回噛むことによってヒスタミンが脳内で産生され満腹中枢を刺激食欲をコントロールできる

これに関連して番組のサイトでは次のように説明されていました。

30回程度が長続きしやすい

30回ピッタリで飲み込めるひとくちの量を探ることで噛む回数を増やす効果がある。

yahoo知恵袋より引用

「30回ピッタリで飲み込める」というのは、「30回噛み続けられる」という意味です。

 

ヒスタミンは薬の成分でよく耳にしますがその働きと食欲を抑える仕組みを調べてみました。

 

作用ですが痛みを伝達する働きがあり炎症反応を引き起こす。ある種の神経を刺激すると、かゆみの感覚を引き起こし免疫にも関係しています。

直接的な影響はないようです。ではいったい何が脳内で食欲を調整しているのでしょうか?

噛むだけダイエットのメカニズム

噛むだけダイエットのメカニズムは3段階で食欲を抑えます。

step1. 30回噛む

step2. 脳内ヒスタミンが分泌される

step3. 脳内ヒスタミンがレプチン(食欲抑制と満腹感亢進作用)を活性

食べたい欲求を抑えるのはレプチンの働きだけではありませんが仕組みがわかれば30回咀嚼(そしゃく)することも納得できます。

 

レプチンが働いてくれたらどんどん痩せてダイエットも楽になるのでしょうか?
その代表的な働きは以下の5つです。

・食欲の抑制

・満腹感

・脂肪分解

・カロリー燃焼

・脂肪がたまりにくくなる

参考図書 標準生理学第6版

こんな夢のようなサプリがあったら売れるでしょうね。

そのレプチンの作用が下記の実験で判明されています。専門用語に興味がない方は読み飛ばしてください。

神経ヒスタミンは肥満というエネルギー過剰条件下でレプチンによって駆動され摂食抑制作用,脂肪分解作用,エネルギー消費亢進作用生体のエネルギー代謝の恒常性維持に寄与していると考えられる.

今回実験に用いたDIOマウスは肥満にともなうレプチン抵抗性により,またdb/dbマウスはレプチン受容体異常により,ともにレプチン作用が阻害される肥満動物モデルである.

特にdb/dbマウスにおいてはレプチン作用不全の結果,視床下部の神経ヒスタミンレベルが低下していることも明らかになっている.

このような動物ではその肥満の是正にレプチンは無効であり,レプチンの下流に存在する神経ヒスタミンやCRHの機能に肥満治療薬としての可能性が求められる.

今回の実験結果より,ヒスタミンはこれらレプチン作用不全を有する肥満動物の摂食抑制,内臓脂肪減少,UCP family発現亢進にいずれも有効であることが判明した.

特に脂肪蓄積の減少やUCP発現亢進は摂食抑制作用とは独立して発揮されており,前述した神経ヒスタミンによる交感神経系活動促進作用の関与が示唆される.

また,ヒスタミンの体脂肪減少作用が皮下脂肪ではなく,内臓脂肪において著しいことは,ヒスタミンが内臓脂肪蓄積にともなう肥満合併症の防止に有効である可能性を示唆しており,今後の重要な研究課題である.

 

「肥満研究」Vol. 7 No. 2 2001 <トピックス>
エネルギー代謝調節における神経ヒスタミン機  大分医科大学医学部第一内科 吉松博信,坂田利家

http://www.jasso.or.jp/data/topic/topics7_21.pdf より引用

一言でいうと、『人工的に作られた肥満動物で、脳内のヒスタミンによりレプチンが働けば食欲が抑えられた』といことです。

 

感覚的な痩せる食べ方ではなく理論がしっかりしているので取り入れたいですね。

それ以前の30回説

30回噛めば、唾液がたくさん出て消化酵素(アミラーゼ)が米やパンなど炭水化物を「糖」に分解する。
糖分が、脳にある満腹中枢を刺激して「満腹感」に満たされると食べ過ぎない。

と、言われてきました。

 

また唾液には「若返りホルモンのパロチン」があり筋肉、骨、内臓、血管などの老化防止に役立つといわれています。よく噛めば満腹になり食べ過ぎない若返りホルモンで老化防止に役立つという事になります。30回噛まなくても僕は、口中でお粥ほどに柔らかくなれば食事量をコントロールができていると感じています。

 

毎食、一口ごとに30回数えるのは現実的ではないし、よく噛めば健康に良いのはわかるけどほんとうの意味で続けやすいのはクチャクチャ音をたてずに食べる身だしなみを意識できた時ではないでしょうか?

武家直伝よく噛んで食べるコツ

武家社会では、食事中音をたてて食べるのを、恥ずかしい行為としていたそうです。先祖が武家で厳しく躾られた方にその食べ方のコツを教えていただきました。

はじめ、音を出さないように食べていましたが気付くとよく噛んで食べていたのです。30回とか数えなくても意識せずにできるようになりました。

武家の食べ方とは

厳しい躾だときいていたのですが、意外とシンプルです。

1.口に含んだら、頬の内側と前歯を密着させる

2.そのまま舌を歯に押し当てる

 

この方法で食べてみると問題点が一つ

 

自然と姿勢がよくなり

食べることに集中できますが、、、

5分程度でイラっときます。

顎が疲れたら、途中で休憩するのが良いですね。

よく噛んで食べるコツ

気がついたのは以下の2点。

 

・たくさん口に頬張ると噛みにくい

・食べることに集中する

 

食べることに集中できるからテレビを観ながらでもよく噛んで食べています。

だれもが簡単に続けられると思います。

よく噛まないと太る理由

よく噛まないと勢い良く食べてしまうので食事量が多くなりふとってしまうのです。

 

唾液の量も消化酵素の量も少なく、胃腸が消化するのに負担になり、栄養を吸収しづらく満腹中枢が満たされるのに時間がかかるのでまだ食べたくなる

 

結局、大食いになり食べたものが腸内で長く過ごすことになれば食べたものでブクブクして、その分サイズが大きくなりがち。

回数にこだわれば、続けることができないので身だしなみのために、武家の食べ方を試してみてください。

よく噛むと顎の運動にもなる

顎の治療をしていると思わぬところが影響しています。

腕の動きがよくなったり股関節の動く範囲が大きくなったりします。

逆の診方をすれば腕や股間節の動き方が悪いと顎にも悪影響を及ぼすことから顎をよく動かす、良く噛むということは肩や股関節の運動を助けるこもなるのでパソコンやスマホ操作で姿勢が悪く肩や首、股関節も硬くなりがちなので姿勢を良くするためにも、顎を動かすことをオススメします。

噛むだけでダイエット効果があるのか?口臭予防にもなる食べ方のまとめ

・よく噛んで食べるには、一度にたくさん頬張らない

・早食い、ドカ食い防止になる

・噛めばヒスタミン・唾液が出て満腹感を得て食べ過ぎ予防になる。

・唾液には、口の中の細菌の繁殖を防いだりする各種成分が含まれる。

・唾液には「若返りホルモンのパロチン」があり筋肉、骨、内臓、血管などの老化防止に役立つ。

・よく噛めば、関節が動きやすくなり姿勢の若返りにも役立ちます。

編集後記

「一口食べるごとに、箸を置く」とういう方法を患者さんにやってもらいましたが、目の前の食事を食べられないストレスの方が強く逆効果でした。

年齢にもよりますが我慢をするより、身だしなみの面から自分磨きにつながる方が続けられますね。

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