ウエストサイズ 測り方と注意点について説明します。
ズボンのウエストサイズと内臓脂肪を測定するときでは計る場所が違います。
目的に合わせた正しい方法と注意点を動画を使ってわかりやすく解説しています。
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ウエストサイズの正しい測り方
ウエストサイズの測り方は、メジャーを使ってお腹を一周させて測りますが、測る度に場所が違うと正確なサイズがわからなくなります。
以下のようにすると実際より太くなったり痩せたりします。
・体を歪めたまま計っている。
・冬場ならメジャーが冷たいと腰をひねってしまう。
・計る場所が左右で違う。(斜めになっている)
正しく測るためには先ず自分の姿勢を正して測定しましょう。
ウエストの場所とは?
ウエストをはかる場所は2つあります。
1.ズボンのサイズを計るときは一番くびれているところ。
2.内臓脂肪測定には、お臍の周りを計ります。
言葉だけでは測定する場所が違う意味がわからないのでその都度サイズが変わるかもしれません。
そうなると「痩せた」「また太った」と結果があやふやになりダイエットを続ける意志が弱くなってしまうのでこの違いはしっかり覚えておきましょう。
解剖学的には腹部
解剖学的にはウエストとよばずに腹の部位:regiones abdominis と表現されています。(日本人体解剖学)
上腹部、中腹部、下腹部、側腹部と手術で役立つようにエリアで分類される。(写真の黄色のエリア)
健康診断では腹囲
腹囲(ふくい)とは、お臍上のサイズです。
健康診断では、メタボリックシンドロームの判断基準になる場所になります。
ちょうど、小腸や大腸の位置になるので内臓脂肪が多いと目立つ位置になります。
ダイエットや服のサイズはウエスト
ズボンのサイズは、ウエストで一番細いところで計ります。
一番細い所とは肋骨の下で一番とがったところと骨盤の上で一番高い所の間で一番細いところを計ります。
ウエストを測るときの注意点
まずは、測るときの注意点です。
・誰かに測ってもらうほうが正確。
・背筋を伸ばして計る。(お腹を見ながら計らない)
・斜めに測らない(前後・左右)。
・メジャーを引っ張りすぎない
・一周させて重ねる。0㎝に来た数値。
・お腹をへこまさない。
・呼吸は、落ちついている時と同じにする。
冬場はメジャーが冷たいのでドライヤーなどで温めておくと良いでしょう。
平均的なウエストサイズ
厚生労働省 size-JPN 2004-2006の57項目平均値データによると日本陣の平均によると下記の表のようになります。
年齢 男性 女性
20~24 72.9 67.0
25~29 77.9 67.6
30~34 81.5 68.1
35~39 83.5 69.3
ーーーーーーーーーーーーー
40~44 85.4 71.1
45~49 85.5 71.6
50~54 86.2 73.5
55~59 86.0 74.9
60~64 84.3 75.5
65~69 85.6 78.0
30歳までは60センチ台で40歳を超えると平均で70センチを超えます。
ダイエットは40歳までにおこなっておくのが効果的ですね。
測る時間は?
衣類を購入するときは、食後が良いでしょう。
服が着れても、食後にお腹を締め付けられれば上半身と下半身の血流に影響し、下半身が冷えやすく、上半身がのぼせやすくなるからです。
ダイエットで測るベストな時間は
朝か晩どちらでもよいので決まった時間に測りましょう。食後は、お腹が膨らみ朝は、空腹なら細くなります。
排便後も細くなるので、毎日測ることが可能な時間に測ってください。
動画 正しいウエストの測り方と注意点
人に測ってもらうときは、目線をお臍あたりにもっていってもらいましょう。
自分で測るときは、呼吸は自然に。うつむくだけでもお腹が出るので場所を確定後は、正面を向いて測り終えてから、メモリをチェックしてください。
ウエストサイズ 測り方と注意点のまとめ
・ダイエットでは、ウエストは一番細いところです。
・一人ではからず、二人で測ると正確
・前後・左右に斜めに測らない。
・お腹をへこまさない.
・メジャーは強くまかない。
・測定時間は、測りやすい時間を決めておくとよいでしょう。
編集後記
日本人の平均といわれる数値は胴回りの平均です。身長との比率は、考えられていません。
食後なら平均値にも影響されるので、参考にはなりますが、個人的には、ダイエットには不向きです。
数値だけを気にすると身長とウエストの比率が、アンバランスになりますので平均値は気にしないでください。